140216 sun
ふと感じることがある。
哀愁回帰。
そんな言葉があるのか意味合い的に正しい表現なのか知らない。
電車に乗っている。通過駅に着きドアが開いた。
匂いなのか音なのか何だろうか
突然小学生の時を思い出した。
坂の途中の座るところ
周りの風景
匂い
温度
放課後の時間
東松江駅のそば、昔よく見かけたようなゲームセンターと駄菓子屋が一緒になった店
そこの傍の坂道でよくたむろしていたこと。
電車のドアが開いた後に、関連性はない。
正確にはないかもしれない、だが。
大人になってからは全くといっていいほど思いだすことなかったこと。
人は記憶から逃れられない
そういう小説を読んだ気がする。
人間の体にはあらゆる記憶を沈めておく湖のような場所があるという話だった。
湖の底には失われたであろう無数の過去が沈殿し、とうの昔に忘れ去っていたはずの記憶が
何かのはずみにより湖底から不意に浮かび上がってくることがあるのだと。
人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶とともに現在を生きている。
自分の中に存在し、それから逃れることはできない。
不確かに確実に。
今の30代あたりのニオイ(色んな意味で)を40代50代になって哀愁として感じることもあるのだろうか。
思いだせるような大きな出来事ではない、きっとなんでもないようなことだけどね。
そういうことの方がなんか価値がある気もするなあ。
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営業時間外
ありがたいことに今日はこれから美容室。
伸びざらしなのです。
ではでは。
SLOW bono shoulder-bag (new) col:camel(&choco) 27,300yen
size : W 33 × H 30 × D 16 cm
以前に紹介しておりました色違いのchoco色です。
by co-ya
| 2014-02-16 19:58