所作 入荷とお知らせ
所作 longwallet,cardcase,coincase 全色揃いました。
long wallet black/silver も入荷しております。
“所作”シリーズで使われている革は
植物タンニンなめし(ピット槽)。
「なめし」とは、動物の「皮」を、製品の「革」にする工程。
※皮と革の違いはそこにあります。
世界でも珍しい製法の日本のピット槽なめしで、
職人が通常の5倍以上の手間と時間をかけて作った堅牢な植物タンニン革を使用しています。
また、染料の桶に革を漬ける「水染め」をしているため、
芯まで染まって通常の革とは異なる「呼吸する」革に。
革の老化やヒビ割れの原因であるカビを防止してくれます。
その1枚革を職人が手作業で縫うことなく折ってボルト1点で留めてできた財布は
シンプルな中に機能性と斬新さを持つ一品に仕上がっています。
ボルトは東京スカイツリーの建設でも使われている、東大阪にて作られたゆるみにくいネジ。
細部まで高品質と国産にこだわりつくっています。
〇今日はピットなめしについて
植物タンニンとは、化学薬品ではなく、
自然由来の溶液でなめす、その溶液のこと。
所作シリーズの革は、
ブラジル産ミモザの溶液が使用されています。
そして“ピット槽”とは・・・
上記の植物タニン溶液が入ったタンニン槽のこと。
160ものタンニン槽が並ぶなめし工場。
薄い溶液の槽から濃い溶液へ順番に漬け込むことで、
植物タンニン溶液を革により馴染むようにする。漬け込む期間は約20日間。
この植物タンニン・ピット槽なめしを
行なっている工場は世界的に見ても数が少ない。
日本でも1社のみ。
それでは、なぜこのような時間とコストがかかる労力をかけて革を作るのか?
それは明らかに、他の革とは違うから。
コシがあり、堅牢性が高く、味わいや光沢が増す。
熟練の技術と高い志を持つ職人の仕事なのです。
色多い!
と思ったあなた
通です。
タンニンなめし後の色は通常白かベージュ系です。
染色前といっては語弊がありそうなので
化粧前?
といっておきましょう。
所作シリーズに使用される革ですが
化粧前
すっぴんの状態です。
まだサンプルですが
お店にあり見ていただけます。
白っぽい色かなって思っていたら
割とベージュ色。
どんな色に育つんだろって思わざるを得ない色。
今月末くらいに
当店の別注色として販売開始です!
お財布・名刺・コインケースでの販売を予定しておりますが
財布がメインになるかと思いますので
ご希望の方は、お伝え下さい。
by co-ya
| 2012-01-14 19:27
| 所作 / No,No,Yes!